労災保険
この保険料は派遣会社が全額を負担し、加入はすべての派遣スタッフが対象となります。 業務中だけでなく、通勤途中に災害を被った場合にも労災保険は適用されます。
ルーティンワーク
職種では事務系の仕事でルーティンワークが多く、毎日コツコツと仕事をするのが好きな人にはぴったりです。
一方で、キャリアアップを望む人は、ルーティンワークではなく、新しいことにチャレンジできて、スキルを増やせる仕事のほうが向いているでしょう。
労働災害認定
休憩時間中の事故や、通勤途中の寄り道の間の事故は労災がおりません。 また、うつ病などの精神障害の労災認定については、厚生労働省が基準を定めています。
労災保険が適用されるかどうかの判断は、派遣元ではなく、本人または遺族の申請に基づき労働基準監督署が認定します。
ただし、労災の保険給付の手続きは、派遣会社が行うことが多いので、労災にあった場合は、まず派遣会社に連絡しましょう。
労働者派遣法
1986年の施行以降、3度にわたって改正され、労働条件の整備、派遣可能な業種の拡大、福利厚生の向上などが盛り込まれています。
また、この法律によって労働者派遣が禁止されている業務は、港湾運送業務、建設業務、警備業務、病院・診療所等における医療関連業務の4つとなります。
労働条件通知書兼就業条件明示書
労働条件通知書には、以下の内容を明示しなければなりません。
契約期間、就業場所、従事すべき業務、始業・終業の時刻、休憩時間、残業の有無、休日、休暇、就業の転換に関する事項、賃金・支払い方法・締切日・支払い日・昇給、退職に関すること(解雇の事由を含む)、その他会社で決めている取り決め。
契約の際にはきっちりと確認しておきましょう。