また、派遣会社は通常、派遣、紹介予定派遣、アウトソーシングと契約形態を区別して、仕事の紹介を行っています。 とくに専門性の高いIT・技術系の業務では、アウトソーシングの契約も少なくありません。 アウトソーシングに対し、外部に委託していた業務を社内に戻すことをインソーシングと言います。
一方、請負の場合は、業務を委託された派遣会社がスタッフを請負先に派遣し、スタッフは派遣会社(請負元)の指揮命令により働きます。 派遣期間制限は最長3年と決められていますが、請負は期間制限がありません。 また、派遣にあたる形で働いているのにも関わらず、請負契約になっていることを偽装請負といい、違法行為となります。
派遣会社との雇用関係は、派遣先で仕事をする契約期間だけ発生します。 希望の職種や労働期間に合わせて働くことができ、複数の派遣会社に登録して、仕事を探すことが可能になります。
一方、派遣会社に正社員または契約社員として入社し、派遣先に派遣されるスタイルを特定労働者派遣(常用型)と言います。
双方が合意に至れば、契約更新が行われます。延長確認は契約満了日の1ヶ月以上前に行われます。 派遣スタッフが「働きにくい」「職場が合わない」といった理由で契約更新を行わず、他の仕事を新たに探すこともできます。
「資格・スキル」欄では、取得済みの資格だけでなく勉強中のものも入力しましょう。 「職務経歴」欄では、詳細なお仕事内容や数値、経験年数などを、より具体的に書くことで、派遣会社にあなたのよさを伝えられます。
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派遣スタッフのような期間雇用者については、「同一の事業主に引き続き雇用された期間が1年以上であること」「子が1歳に達する日を超えて引き続き雇用されることが見込まれること(ただし、子が1歳に達する日から1年を経過する日までに、労働契約期間が満了し、更新されないことが明らかな人は対象外)」が取得の条件となります。
派遣スタッフは3カ月更新の場合が多く、育児休業を取得するケースはまだ少ないのが実態。 取得できるかは、事前に派遣会社に確認しましょう。